雨降 水もと仕込純米酒
雨降りのシーズンに、水もと仕込みの日本酒を求めた。酒の神・大山祇神が坐します大山阿夫利神社を臨む酒造の酒は、甘酸っぱく、なんだか切ない。本格的な夏の訪れを待ちながら、雨だれの音を聞きながら飲む…
日本酒の夏が来た。ビールなんかじゃクールになれない!
夏になれば敬遠されがちだった日本酒が、新たな飲酒スタイルで注目されている。ロック推奨の日本酒があるかと思えば、アルコール度を抑えて、ビールのようにゴクゴクいける日本酒もある。ぬるくなれば不味くなるビールと違って、温度変化による味変を楽しめるのも日本酒の特徴。夏は、日本酒の季節だ!
大那 特別純米 夏の酒 蛍
甘い水は夏の酒に変わった。幼い頃の思い出に浸りながら飲み干すと、予想外の辛さが押し寄せてきた。やがてそれは心地よい苦みに変わり、古い夢がよみがえる。部屋の灯を暗くして、しみじみと飲む酒。
山川光男 2025 なつ
山形正宗・楯野川・東光・羽陽男山が生み出した「山川光男」も、はや10歳。季節ごとに違う表情で楽しませてくれるが、この夏もキター!!!流石のこの美味さ、この夏酒を待っていた。
AKABU 翡翠
雨に煙る鈍色の街を通りぬけてドアを開けると、待っているのは赤武。若武者が復活させた酒蔵は今、蘇りをもたらすという「翡翠」の名を戴く。この日本酒は、雨水のように身体にしみ込み、心の底を熱くしていく。
玉川 Ice Breaker 純米吟醸無濾過生原酒
5月9日発売。今では夏の定番となった「Ice Breaker」。これは、ロックで味わう日本酒で、日本酒の新たな美味しさを発見させてくれる。アメリカやヨーロッパでも人気となっている。
豊醇たかちよ 純米大吟醸 Summerblue
まるでフルーツジュースのような驚きがある「豊醇たかちよ」。シルバーラベルは、パイナップルと見紛うトロピカルさ。これこそまさに夏の酒!

居酒屋のステータスとなった高級日本酒「十四代」日本酒業界の最先端を走る「新政」無濾過生原酒のジャンルを切り開いた「飛露喜」大吟醸の先駆者「黒龍」純米酒の代表格「田酒」生酛造りの代名詞「大七」全国の酒造の目標「磯自慢」ドメーヌ化のパイオニア「仙禽」etc.

高級日本酒市場は、年々拡大している。そのキーワードは精米歩合と熟成。近年では、精米歩合が10%を切る商品や、古酒で高級ワイン並みの価格が付く商品なども登場している。ここでは、歴史的プレミアム日本酒として知られている商品を10種ピックアップ。