俳句に詠みたい旬の日本酒

山本 ドキドキ(セクスィーで仕込んだ日本酒)

俳句で飲む日本酒「セクスィー山本酵母」で仕込まれた日本酒は、リンゴ酸を多く産出し、通常の日本酒とは違った味わいになる。暑い夏にはぴったりの苦みと、じんわりと広がる甘み。キンキンに冷やして飲むと、夏に最高の友となる。(2020年7月5日)

富久長 KUSA(酒処広島を代表する軽快な日本酒)

俳句で飲む日本酒「カンパイ!日本酒に恋した女たち」でクローズアップされた今田酒造本店が、記念酒として醸造した「富久長 草」。「GEM by moto」の千葉麻里絵氏とのコラボ酒。復活米「八反草」を用い、軽くて深みのある野性味あふれる日本酒に仕上げられている。(2020年6月28日)

雨後の月(酒処広島を代表する軽快な日本酒)

俳句で飲む日本酒徳富蘆花の短編小説の中から名付けられた「雨後の月」。全ての商品が大吟醸造りというこだわりで、すっきりと軽快な飲み口を特徴とする。特選街が主催した全国日本酒コンテストで評判となり、全国的に有名な日本酒となった。(2020年6月21日)

瀧自慢(世界の脳幹にしみ込んだ酒)

俳句で飲む日本酒伊勢志摩サミットの乾杯酒にもなった酒を作り出した酒蔵の日本酒。ここに言う「瀧」とは、芭蕉の故郷・伊賀にある赤目の瀧である。そこの伏流水を利用した日本酒は軽快で、どんな料理と合わせても美味しく飲める。今では全国区の人気を誇る日本酒ブランドとなった。(2020年6月14日)

越乃寒梅 灑(古くて新しい幻の日本酒)

俳句で飲む日本酒昭和生まれには馴染み深い幻の日本酒「越乃寒梅」。2016年に45年ぶりの新商品として登場したのが「灑」。どっしりとした越乃寒梅の旨みの中にも軽みを実現した、伝統の酒造の新たな挑戦。昭和の幻が「白ラベル」なら、令和のそれは「水色」。(2020年6月7日)

仙禽かぶとむし(甘い汁に群がる季節)

俳句で飲む日本酒梅雨前になると現れる「かぶとむし」。ドメーヌ化で有名な「せんきん」が醸し出す夏酒は、カブトムシが群がりつくような甘さを秘めている。都会のビルの森を駆け抜けたあとに飲めば、一日の疲れも、少年時代のように忘れてしまう。(2020年5月31日)

風の森(維新のこころを醸し出す日本酒)

俳句で飲む日本酒天誅組が駆け抜けた風の森に生まれる日本酒は、まさに維新の酒。さまざまなアイデアを生かし、時代に合った美味い酒が醸造される。今では全国的な人気を誇る「風の森」は、そのフレッシュな味わいが特徴。爽やかな初夏の風のような日本酒である。(2020年5月24日)

MIZUBASHO PURE(シャンパンに挑む日本酒)

俳句で飲む日本酒尾瀬の近くの酒造が生み出した日本酒は、シャンパンをターゲットにしている。つまり、世界の乾杯酒の地位を奪い取ろうとしているのである。瓶内二次発酵で生まれてくるこの発泡感を味わったなら、それも夢ではないだろうと思えてくる。(2020年5月17日)

三芳菊(不老不死の実から出来た日本酒か?)

俳句で飲む日本酒四国の清流に生まれる日本酒。柑橘系のフルーティーさに特徴があり、奇抜なラベルも評判となって、近年首都圏で人気に火が付いた。特に「残骸」は、「責め」と呼ばれる部分をブレンドしたもので、その着想の斬新さが日本酒ファンを唸らせた。(2020年5月10日)

二兎(矛盾なく仕立て上げられた複雑な味わい)

俳句で飲む日本酒「二兎追うものしか二兎を得ず」のコンセプトで、複雑な要素が上手くバランシングされた日本酒。旨味や酸味はもちろんのこと、辛口ではあっても、単に辛いだけではない甘みがあふれ出してくるようなつくりになっている。日本酒の面白さが良くわかる日本酒である。(2020年5月3日)

残草蓬莱(旨いと唸る低アルコール日本酒)

俳句で飲む日本酒低アルコール日本酒の草分け。丹沢山系で醸し出される。毎年春になると美味い酒として取り上げられるが、今年も「dancyu」3月号に登場。発泡感がある爽やかな日本酒は、飲み疲れしない。アルコール度が高めの「ストロング」もあるが、それはソーダ割する。(2020年4月26日)

澤屋まつもと守破離(菜の花の蔵の人気酒)

俳句で飲む日本酒2014年、幻の料理人がプロデュースしたニューブランドは、瞬く間に市場に浸透した。利休道歌の「守破離」をコンセプトに、古い技術と新しい技術を融合。原料米づくりから本格的に取り組んだ日本酒。単に美味い日本酒ではなく、食中酒としての理想形を追求している。(2020年4月19日)

みむろ杉ろまんシリーズ(日本酒の神の門前酒)

俳句で飲む日本酒酒造の神として知られ、杉玉の発祥地でもある奈良の大神神社の御膝元に唯一残る酒蔵・今西酒造。2012年から「みむろ杉ろまんシリーズ」が限定流通してから、人気も急上昇。通年もの3種、限定もの8種を揃え、軽快な飲み口を特徴とする。(2020年4月12日)

花陽浴 純米大吟醸山田錦(超絶フルーティー)

俳句で飲む日本酒「太陽の陽ざしをたくさん浴びて大輪の花を咲かそう」をコンセプトにした花陽浴。パイナップルに例えられるトロピカルな美味さで、入手困難な日本酒となった。最高峰となる純米大吟醸山田錦は、やや辛口の透明感ある日本酒。独自の世界を持っている。(2020年4月5日)

 獺祭|正岡子規の薫陶を受けた日本酒