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雨後の月 純米吟醸 微発泡にごり生酒

うごのつき じゅんまいぎんじょう びはっぽうにごりなまざけ

【特定名称】純米吟醸酒
【原材料】山田錦ほか
【使用酵母】ー
【精米歩合】50%
【日本酒度】ー
【酸度】ー
【アルコール度数】15%

<相原酒造株式会社>広島県呉市

徳富蘆花が明治33年に発表した随筆「自然と人生」の一編から「雨後の月」と銘打った広島を代表する人気酒。この「純米吟醸微発泡にごり生酒」は、シャンパンと同じ瓶内二次発酵で造られた微発泡日本酒で、乾杯酒としても最適。辛口でフルーティー、さらに独特の酸味もあって、冷やして飲めば夏場の暑さも吹っ飛んでしまう。



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日本一の人気酒

白木久 URANISHI 弁当忘れても傘忘れるな。

しらきく うらにし べんとうわすれてもかさわすれるな

<白杉酒造株式会社>京都府京丹後市
【特定名称】特別純米酒
【原材料】丹後産ミルキークイーン
【使用酵母】ー
【精米歩合】60%
【日本酒度】-15
【酸度】3.8
【アルコール度数】15.2%

食用米だけで酒造りをする酒造に、おもしろい日本酒ができた。うすにごりに丹後の天気を映し、無濾過生原酒として瓶詰。白麹を使用することで、甘酸っぱさが際立ち、夏らしい日本酒となった。「うらにし」は、この地域の不安定な気象のことで、地元では「弁当忘れても傘忘れるな」と言うらしい。



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日本一の人気酒

風の森 愛山 807 真中採り

かぜのもり あいやま 807 まなかどり

<油長酒造株式会社>奈良県御所市
【特定名称】”生酒(純米奈良酒)”
【原材料】兵庫県特A地区産愛山
【使用酵母】7号酵母
【精米歩合】80%
【日本酒度】ー
【酸度】ー
【アルコール度数】17%

80%精米で7号酵母を用いた「807」。低精米ならではのダイナミックな旨みを、絞らずに真中採りした一品。フルーティーでフレッシュな、風の森らしさを存分に感じることのできる一本である。



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油長酒造株式会社(奈良県)
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日本一の人気酒

DATE SEVEN SEASON2 Episode4

だてせぶん

<DATE7>宮城県
【特定名称】純米大吟醸酒
【原材料】山田錦
【使用酵母】浦霞)宮城酵母 きょうかい12号酵母・伯楽星)自社酵母
【精米歩合】48%
【日本酒度】-
【酸度】-
【アルコール度数】15%

浦霞・伯楽星・勝山・墨廼江・萩の鶴・黄金澤・山和による、共同醸造プロジェクト「DATE SEVEN」。2021年で終わったかと思われたが、2025年、SEASON2として再始動。今回は、浦霞と伯楽星が、同じ原料米と精米歩合で共闘。2025年7月7日を抜栓解禁日と定めた。



日本一の人気酒

山川光男 2025 なつ

やまかわみつお 2025 なつ

<楯の川酒造株式会社>山形県酒田市
【特定名称】純米吟醸酒
【精米歩合】50%
【原材料】美山錦
【使用酵母】協会10号
【アルコール度数】15%
【日本酒度】-5
【酸度】1.5
【アミノ酸度】1.0

「山形正宗」「楯野川」「東光」「羽陽男山」の酒造がタッグを組んで誕生した「山川光男」も、はや10歳。今回は楯の川酒造担当の祝酒ラベル。



日本一の人気酒

純米 二兎 サテン

じゅんまい にと さてん

<丸石醸造株式会社>愛知県岡崎市
【精米歩合】70%
【原材料】萬歳
【仕込水】ー
【アルコール度数】13%

2015年に誕生した「二兎」ブランド。地元岡崎の萬歳米は、大正天皇の大嘗祭にも献納されたもので、近年、酒造に適していることが発見され、丸石醸造はその活用に力を入れる。当商品は「純米 二兎 萬歳七十」と同様、万歳を70%精米におさえつつ、アルコール度数も13%と、夏場にスイスイ飲める仕様とした。酸味が印象的な造りとなっている。



日本一の人気酒

作|IMPRESSION type-N

ざく いんぷれっしょん たいぷえぬ

作|IMPRESSION type-N清水清三郎商店(三重県鈴鹿市)
純米大吟醸(精米歩合50%)

「PROTOTYPE」から進化した「IMPRESSION」。「M」「G」「H」「N」の4つのタイプがあって、この「タイプN」は、シリーズ最高峰となる、「作 雅乃智 中取り 純米大吟醸」の直汲みバージョン。爽やかな発泡感と、フレッシュな甘みがうまくマッチした1本。



日本一の人気酒

小鼓|路上有花 葵

こつづみ ろじょうはなあり あおい

小鼓|路上有花 葵西山酒造場(兵庫県丹波市)
純米大吟醸(精米歩合50%:山田錦)

数々の国際的品評会で好成績を収め、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」でも最高金賞を受賞。ワインの権威ロバート・パーカー氏が、
清酒史上最高得点となるパーカーポイント92点をつけた銘酒である。華やかな香りと繊細な味わいが特徴の、小鼓のフラッグシップ。



名酒小鼓は、高浜虚子が命名した日本酒。西山酒造の窮地に尽力し、破産の危機を救ったのが虚子であった。その西山酒造の極上の酒が「葵」。ワインの権威を唸らせ、パーカーポイント92点をたたき出したとんでもない純米大吟醸酒である。葵が咲く今日、その華やかな香を楽しみながら冷やで飲みたい。

日本一の人気酒

蜻蛉のはなし

とんぼラベル|郷愁を誘う勝虫

とんぼラベルと俳句蜻蛉は古語で「秋津(あきづ)」という。恐らく「秋」に「出ずる」がくっついたものだろう。古事記に、雄略天皇が吉野宮御幸の折、蜻蛉が腕に噛みついた虻を捕まえて飛び去ったことから、国名に勇敢なるその名を負わせ、「蜻蛉島(あきづしま)」と呼んだとある。
古事記に8年遅れて成立した日本書紀においては、初代神武天皇の項で、国見の折に「蜻蛉の臀呫(となめ)の如」と国を形容したとある。つまり、国の形が蜻蛉の尾つながりのような形をしているところから、初めて大和の国に「蜻蛉島」の名がついたと。

俳句で詠まれる蜻蛉は、季節柄、たいがいはアカネトンボであり、その一種、アキアカネである。アキアカネは、赤とんぼの代表種で、正岡子規が

赤とんぼ筑波に雲もなかりけり

と詠んだ、アレである。とんぼラベルと俳句田の神の使いであり、盛夏に山に赴き、収穫の季節になると赤く染まって戻ってくる、生命力の強い蜻蛉である。
子規は、日清戦争の最中にこれを詠み、勝虫とも呼ばれる蜻蛉の本意をとらえたのである。それは、「かげろう(蜻蛉)」に成り果てた生物の、復権の時であった。
しかし、勝利に酔いしれる時は短し。

夕焼小焼のあかとんぼ 負われて見たのはいつの日か
山の畑の桑の実を 小籠につんだはまぼろしか
十五でねえやは嫁にゆき お里のたよりもたえはてた
夕やけ小やけの赤とんぼ とまっているよ竿の先
(三木露風作詞 山田耕筰作曲)

童謡に馴染んだ現在、「赤とんぼ」の響きには郷愁がある。その郷愁をまとって開けるボトルは、蜻蛉ラベルで有名な「いずみ橋」。ほどよい苦みが、夏の疲れを忘れさせてくれる。

▶ いづみ橋 とんぼラベル
▶ 蜻蛉(末成歳時記)
▶ 赤とんぼ筑波に雲もなかりけり

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日本人の季節感を問う

チカーラ|夏の到来を告げるイタリアの蝉

三井の寿と俳句長い梅雨が明けると同時に猛暑の日々が始まり、朝から大音響で蝉が鳴く。特に、このごろ関東でも勢力を拡大しているクマゼミの鳴き声は、もはや公害級である。芭蕉も、この蝉の声を聴いては「岩にしみ入る」とは詠めなかったであろう。
そんな蝉の鳴き声を聞きながら眠た目をこすり、何気なく思ったのは、日本人の季節感のいい加減さ。夏の季語となる「蝉」は、立秋も過ぎて生き生きと鳴く。対して、秋の季語の「蜩」は、五月雨降る薄暗がりにカナカナと鳴く。

日本人は季節感を大切にするというが、そこに生じるのは観念が投影した季節。起承転結に対応させるように春夏秋冬を置き、その概念に呼応する事物を拾い上げるか、もしくは、そこに存在する事物にその概念を押し込んだ。結果、日本人は季節を愛でるようにはなったが、その感覚はどこか歪んでしまっている。
三井の寿と俳句
それに立ち向かったのが正岡子規。正岡子規の写生論は、単に文芸の一分野における挑戦ではなく、日本人の現実を無視した意識に、変革を促すものだったのではないかと思う。
が、子規の奮闘にかかわらず、今でも歳時記をめくると「???」がたくさん並ぶ。旧暦の時代にあってさえ二十四節気とのずれが生じていたのに、明治の改暦を経て、どうにも収拾がつかなくなってしまった。
今さら書き換えよと言っても無駄であろう。梅雨の最中に蜩が鳴いても、その声の聞こえる範囲は秋なのである。そんな矛盾に悩んでしまった時には、うまい酒を呷るに限る。

福岡の名門「三井の寿」で生まれる「Cicala」は、「チカーラ」と読み、イタリア語で「蝉」を指す。夏の限定酒として出荷され、ほどよいリンゴ酸の渋みが涼を呼ぶ。盃を重ねるほどに、おおいなる力(ちかーら)を与えてくれる旨酒である。
けれども、酔い伏して目覚める朝に秋を知る…

蜩や一日一日をなきへらす 子規

▶ 三井の寿 夏純吟 Cicala

▶ 蝉(末成歳時記)
▶ 蜩(末成歳時記)

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