2025年6月に話題になった日本酒
「國酒フェア2025」や「おいしいSAKE WALK 2025」などが開催され、暑さが増してくる中でも日本酒人気は衰えを知らないことが再確認されました。このような中、「Kura Master 2025」や「SAKE COMPETITION 2025」では、受賞酒の発表が行われております。美酒三百杯が注目する6月の話題となった日本酒を、4本ピックアップいたします。
磯自慢 特別純米 雄町 53
2008年の北海道洞爺湖サミット以来、「磯さま」として注目を浴び続ける磯自慢。SAKE COMPETITION 2025 純米酒部門ゴールド1位。部門出品数 286点の頂点に立った。最高の雄町と、これに適した優良酵母を使用。
雁木 純米大吟醸 鶺鴒
獺祭と並ぶ岩国の名酒「雁木」。中でもそのフラッグシップともいえる「鶺鴒」は、「まっすぐ」という言葉が最適な奇麗な酒。Kura Master 2025 純米大吟醸酒1-35%部門審査員賞を獲得し、部門一位が決定した。
はなうたホップス
東北に伝わるどぶろく製法「花酛(はなもと)」と、ビールの技法ドライホップをかけ合わせたクラフトサケで、柑橘系の香りが印象的。香港で開催の若手醸造家の祭典「若手の夜明け」で売上1位。
盛升 純米大吟醸
低温発酵で雑味を排除したクリアな旨み。SAKE COMPETITION 2025 純米大吟醸部門ゴールド1位を獲得。ワイングラスでおいしい日本酒アワード2025でも金賞を獲得したほか、IWC2025ではシルバーメダル。